『企業』とは具体的に何のことか詳しく教えて欲しい… 今さら誰にも聞けない…
『企業』と『会社』の違いがよくわからないから、詳しく知りたい
今回はこんなお悩みを解決します。
✔︎本記事の内容
- 企業とは何か詳しくわかる
- 企業の種類をわかりやすく解説
- 会社とは何のことを言うのか詳しくわかる
- 結論:企業と会社の違いは何か
何となく普段から「企業」と聞いている言葉ですが、社会の中でどういった役割を果たし、具体的に何なのでしょうか?
企業は経営活動の中心なので、国を支えていると言えますし、それだけ重要な存在であるということです。
企業とは何かわかり、社会の中での役割を知ると、国の社会構造が見えてきます。
そして、『企業』と『会社』の違いとは何なのでしょう。
結論から言うと、会社は企業の枠組みです。
今回はそれらをわかりやすくご説明します。
企業とは何か
結論、企業とは、社会の中でモノやサービスを生み出したり、生産している組織のことです。
企業は経営活動の中心なので、国を支えている存在ですし、社会で重要な役割を果たしています。
そして、国の経済主体は3つと言われ、そのひとつに企業が入っています。
『企業が国を支えている存在』ということの証明ですね。
国の経済主体は下記で詳しく図を使って説明しています。
国の経済主体を知ることで、企業の役割だけでなく社会の構造までわかります。
国の経済主体は3つ【図でわかりやすく説明】
国の経済主体は3つと言われ、「家計」「企業」「政府」となります。
- 家計
- 企業
- 政府
この図のように、「家計」「企業」「政府」が三角形になり、それぞれがつながり合って、与え合っているのがわかります。
まさに企業は国の経済の中心であり、人々にはなくてはならない存在ということです。
一般的な社会構造も見えましたね。
企業には欠かせない顧客の存在【企業のビジネスモデルとは】
企業はモノやサービスを買ってくれる顧客 (お客さん) なしには存続できません。
「経営学」や「マネジメント」を発明したピーター・F・ドラッカーが企業の目的について以下のように説明しています。
「企業の目的は顧客を創造することである」
ピーター・F・ドラッカー
「顧客=お客さん」なしには企業が生み出すモノやサービスが売れることなく、利益が出なければ、企業として存続が難しいということです。
利益が出なければ、存続が難しいということはどのビジネスにおいても置き換えて考えることができると思います。この考えはビジネスにおいて欠かせません。
そして、企業が収益を得る方法・仕組みのことをビジネスモデルと言ったりもします。
企業や個人が収益を得る方法・仕組みのことを言い、ビジネスモデルにも製造業や流通業といった様々な形があります。
企業の種類【わかりやすく図で解説】
上記の図のように、『企業』は法人企業と個人企業の2つに分けることができます。
- 法人企業
- 個人企業
会社は下記で詳しく説明していますが、法人企業をさらに詳しく分けた組織を会社と言えるので、企業は社会の中で生産・販売・サービスなどの経済活動を営む組織体のことであるということがわかります。
そして、最近よく耳にするベンチャー企業もこの枠組みに入ります。
ベンチャー企業について詳しく知りたい方は、『ベンチャー企業&ベンチャーキャピタルとは? ベンチャー企業と中小企業の違い』をご覧ください。それぞれ企業の規模や内部にも違いがあることがわかります。
会社とは何か
会社とは私益を目的とする営利の社団法人です。
簡単に説明すると会社とは利益を追求していく組織ということになります。
会社をわかりやすく図で解説
上記の図と同じですが、『会社』とは法人企業を細分化した組織であることがわかります。
この図でわかるように、『会社』は『企業』という枠組みです。
そのため、『会社』を『企業』と表現されることも多くあります。
個人事業は会社ではない
『個人事業』は『会社』とは言えないの?
『個人事業』は『会社』ではないのかとよく質問がありますが、結論から言うと、違います。『個人事業』は『会社』ではありません。
商店などを個人で経営している方は『個人事業』の分類になるので、『会社』とは違う分類になります。
『会社』と『個人事業』の違いは、雇用を持っているか、持っていないかです。
個人事業と会社をうまく整理することが重要ですね。
会社の種類
法律上の会社の種類は4つで「合名会社」「合同会社」「合資会社」「株式会社」があります。
- 合名会社
- 合同会社
- 合資会社
- 株式会社
株式会社が1番慣れ親しんでいる言葉ですね。
株式会社とは何か詳しく知りたい方は、『株式会社とは? 株の基礎知識と会社のメリット』をご覧ください。
株式会社の仕組みがわかります。株の基礎知識と会社のメリットを知りたい方はぜひご覧ください。
結論:企業と会社の違い
まとめると、『会社』は『企業』という枠組みであるということです。
✔︎企業
- 法律による定義はない
- 会社よりも大きい概念を持っている
✔︎会社
- 法律による概念がある(会社法)
- 私益を目的とする営利社団法人である
つまり、会社の方が法律の概念があるため、社会の中でリアリティがありますね。
まとめ
企業とは、社会の中でモノやサービスを生み出したり、生産している組織のことでした。
そして、会社は企業の枠組みの中にあり、企業の方がより大きい概念であるため、会社の方がリアリティがありましたね。
会社には、法律上の概念があることからもそう言えます。
企業とは何かわかると、まさに国の経済を動かし、国を支えている存在であることがわかります。
なぜなら、多くの人が企業で働き、給料を企業からもらい、税金を国(政府)に納めているからです。
そして、その給料でから、あらゆる企業が生産・販売しているモノ・サービスを消費しています。この連鎖により、国は成り立ちます。
テクノロジーが進化する現代社会では、どのような企業が成長していくか知っておくことがこれから先大切になります。
最後に今後大きな影響力を持つ企業がわかる書籍をご紹介します。
興味がある方は、参考にして見てください。
✔︎2025年を制覇する破壊的企業
テクノロジーが進化したことで変革期を迎える社会ですが、2025年の世界に大きな影響力を持つ世界最先端11社を分析し、5年後を読み解く未来予測書です。
✔︎2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ
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>> 2030年 すべてが「加速」する世界に備えよを詳しく見てみる
今回は以上です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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